フィリピンは1年を通して温暖な南国リゾート。美しいビーチや自然に囲まれた楽園ですが、日本と違って気候は高温多湿、治安や衛生面でも注意が必要です。この記事では、フィリピン旅行に必要な持ち物を 必須度★評価付き で紹介しつつ、具体的に「どんな場面で役立つか」まで詳しく解説します。
はじめに

フィリピンは1年を通して温暖な南国リゾート。美しいビーチや自然に囲まれた楽園ですが、日本と違って気候は高温多湿、治安や衛生面でも注意が必要です。
「何を持って行くか」を間違えると、現地で思わぬ不便やトラブルに直面することも…。
この記事では、フィリピン旅行に必要な持ち物を 必須度★評価付き で紹介しつつ、具体的に「どんな場面で役立つか」まで詳しく解説します。
フィリピン旅行の基本必需品(★★★★★ 必須度MAX)

パスポート(★★★★★)
👉 フィリピン入国には 残存有効期間6か月以上+余白2ページ以上 が必要です。
出入国だけでなく、ホテルのチェックインや身分証明としても使うため絶対に欠かせません。
コピーやスマホ写真を別に保管しておくと、紛失や盗難時の再発行手続きがスムーズになります。
航空券・Eチケット控え(★★★★★)
👉 フィリピンでは空港やホテルで提示を求められることがあり、スマホだけでは電池切れや電波状況で不安が残ります。
印刷した控えを紙で持参しておけば安心です。帰国便の情報もチェックイン時に必要です。
現金(小額紙幣含む)(★★★★★)
👉 フィリピンでは屋台・ローカル交通(ジプニーやトライシクル)・市場など、現金のみの場所が非常に多いです。特に20ペソ札・50ペソ札・100ペソ札は小額支払いで重宝。
大きな紙幣(1000ペソなど)を出すと「釣りがない」と断られることもよくあるため、小額紙幣を多めに両替しておきましょう。
クレジットカード(★★★★★)
👉 フィリピンではホテルやショッピングモール、観光客向けのレストランでカード決済が一般的。VISAとMasterCardはほぼどこでも利用できます。
また、クレジットカードには 海外旅行保険が付帯している場合も多く、病気や盗難時に役立ちます。発行元によって補償内容が異なるため、出発前に確認しておきましょう。
さらに、スリや盗難リスクを考えて カードは2枚以上持ち、別々に保管するのがおすすめ。1枚を失っても、もう1枚で支払いができる安心感があります。
海外旅行保険証書(★★★★☆)
👉 フィリピンの医療費は外国人には高額です。病気・怪我・盗難対応の保険は必須。クレジットカード付帯でも、現地で病院を利用する際には証明書が必要になることがあります。
紙で印刷した保険証を持っておくとトラブル時にスムーズです。
暑い気候に対応する持ち物(★★★★☆)

速乾性の服(★★★★★)
👉 フィリピンは年間を通して平均気温が 26〜28℃前後 と高温多湿。特に3〜5月の乾季は日中35℃近くまで上がることもあります。
綿素材は汗を吸うと乾きにくく不快ですが、速乾性素材の服なら夜に洗っても翌朝乾き、荷物を減らすことも可能。
長期滞在や離島旅行では必須アイテムです。
サングラス・帽子(★★★★☆)
👉 紫外線は日本の数倍強いといわれ、1年中日差しが厳しいです。特にビーチリゾートでは目や頭皮を守るために必須。
偏光レンズのサングラスなら海や珊瑚礁がクリアに見えて旅行気分もUPします。
日焼け止め(★★★★★)
👉 乾季の直射日光は特に強烈で、30分歩くだけで真っ赤になることも。SPF50+・PA++++の強力タイプを選び、海やプールに行くならウォータープルーフが必須です。
敏感肌用もあると家族旅行で安心です。
折りたたみ傘/レインコート(★★★☆☆)
👉 フィリピンは 6〜11月の雨季 にスコールが頻発します。特に午後に突然の大雨に見舞われることが多いです。
都市部では折りたたみ傘が便利ですが、ビーチや離島では強風に弱いためレインコートが実用的。
旅行の時期や行き先によって選び分けると◎。
衛生・健康関連アイテム(★★★★☆)

虫よけスプレー(★★★★★)
👉 デング熱や蚊のトラブル対策に必須。雨季(6〜11月)は特に蚊が多く発生します。
日本製の虫よけは肌に優しく効き目も安定しているので持参を推奨。
屋外レストランやナイトマーケットでは必需品です。
ウェットティッシュ・アルコールジェル(★★★★☆)
👉 公共トイレや屋台では石鹸がないことも多く、手洗いができない場面で役立ちます。
アルコールジェルは小型で持ち運びやすく、ビーチやツアー中でも活躍。特に食事前には必須です。
常備薬(★★★★☆)
👉 フィリピンの薬局でも薬は手に入りますが、日本人には成分が強い場合も。普段から使い慣れた薬を持参しましょう。
- 整腸剤:水や食べ物が合わずにお腹を壊したときに役立つ
- 酔い止め:船移動(アイランドホッピング)で必須
- 解熱鎮痛薬:慣れない気候での発熱や頭痛に
治安対策グッズ(★★★☆☆)

マネーベルト/ネックポーチ(★★★★☆)
👉 マニラやセブなどの都市部ではスリや置き引きが多発。
現金やパスポートは服の下に隠して持ち歩くのが安心です。
特に人混みやナイトマーケットでは必須アイテムです。
南京錠・ワイヤーロック(★★★☆☆)
👉 ゲストハウスや格安宿ではロッカーの鍵が壊れていることも。
自前の南京錠があれば安心して荷物を保管でき、長距離バスの荷物固定にも役立ちます。
スキミング防止カードケース(★★★☆☆)
👉 クレジットカード情報を盗まれる「スキミング被害」は都市部で報告があります。
RFID対応のカードケースに入れておけば安心で、特に人が多い観光地やモールで活躍します。
便利アイテム(★★★☆☆〜★★☆☆☆)

変換プラグ(★★★★☆)
👉 フィリピンは基本的に **Aタイプ(日本と同じ)**ですが、場所によってはBやCも混在しています。
マルチ対応プラグを1つ持って行けば安心。
モバイルバッテリー(★★★★★)
👉 Googleマップや翻訳アプリを使うとバッテリーの消耗が激しいです。
10,000mAh以上の大容量タイプを持参すれば、1日中安心で、2台同時充電できるものがおすすめです。
SIMカード/ポケットWiFi(★★★★☆)
👉 空港で買えるプリペイドSIMは安価で高速通信可能。現地滞在が長い人や一人旅ならSIMがおすすめ。
家族や友人と旅行する場合はポケットWiFiをレンタルしてシェアすると便利です。
都市部以外では通信が不安定なこともあるので、予備手段を持っておくと安心できるでしょう。
水着・ビーチサンダル(★★★☆☆)
👉 フィリピンといえばセブ・ボラカイなどのビーチリゾート。
予定に入れていなくても「急に海に行こう」となることもあるため、1セット持っていくと安心です。
リゾートホテルのプールなどでも活躍します。
まとめ
フィリピン旅行で必要な持ち物は、必需品+気候対策+衛生+治安+便利アイテムに分けて準備するのがベストです。
「なぜ必要か」「どの時期・シーンで役立つか」を理解して用意すれば、現地で不安なく快適に過ごせます。
知って安心、行って感動。しっかり準備を整えて、最高のフィリピン旅行を楽しみましょう!