フィリピン旅行を計画するうえで多くの人が悩むのが「いつ行くのがベストなのか?」という点です。常夏の国というイメージはあっても、実際には乾季と雨季があり、台風シーズンやイベント時期によって旅行の楽しみ方は大きく変わります。
この記事では、フィリピンの旅行ベストシーズンを季節・目的・地域・日本の休暇シーズンとの兼ね合いで解説し、さらに雨季でも楽しめる工夫を紹介します。
目次
🌏 フィリピン旅行のベストシーズンはいつ?

結論から言うと、11月〜5月の乾季がベストシーズンです。
特に12月〜2月は気温が25〜27℃前後と比較的涼しく、快適に過ごせる時期です。
- 観光に最適:雨が少なく、移動がスムーズ
- ビーチ・ダイビングに最高:海の透明度が高く、アクティビティに適している
- イベントも豊富:クリスマス、シヌログ祭(1月、セブ島)など
ただしベストシーズンは旅行需要が集中するため、航空券やホテル料金が高騰する点には注意が必要です。
🎯 目的別のベストシーズン

旅行目的によっておすすめの時期は少し変わります。
🏝 ビーチリゾート(セブ島・ボラカイ島)
- ベスト時期:12月〜5月
- この時期は波が穏やかで透明度も抜群。マリンスポーツや海水浴に最適。
- 雨季(6〜10月)は海が濁りやすく、アクティビティが制限されることもあります。
🤿 ダイビング
- ベスト時期:3月〜5月
- 乾季後半は海の透明度が最も高まり、サンゴ礁や魚群を存分に楽しめます。
- 特にセブやパラワンではベストシーズンに合わせて多くのダイバーが訪れます。
🏙 都市観光(マニラ・セブシティ)
- ベスト時期:11月〜2月
- 涼しく快適に街歩きができる時期。
- 雨季は洪水や渋滞が深刻になりやすいので避けたいところ。
🎉 イベント・祭り
- 1月:セブ島のシヌログ祭
- 12月:世界一長いクリスマスを体験できる
- 6〜10月:イベントは少ないが、ローカルな祭りや文化体験は可能
📍 地域別のベストシーズン

マニラ(ルソン島)
- ベスト:11〜2月
- 雨季(6〜10月)は洪水リスクがあり、観光に向かないことが多い。
セブ島(ビサヤ地方)
- ベスト:12〜5月
- 雨季でも比較的穏やかで、年間を通して観光可能。
ボラカイ島
- ベスト:12〜5月
- 乾季はビーチが白く輝き、海も美しい。雨季は観光客が減り、静かに過ごせる利点も。
パラワン(エルニド・コロン)
- ベスト:12〜5月
- 島々巡りやダイビングに最適な時期。雨季はツアー中止も増える。
🇯🇵 日本の休暇シーズンとフィリピンの気候

日本から旅行する場合は、日本の大型連休との兼ね合いも考える必要があります。
ゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬)
→ 乾季の終盤で、まだ安定した晴天が続く。まさにベスト。
夏休み(7〜8月)
→ 雨季+台風シーズン。スコールやフライトキャンセルのリスクが高い。安さ重視なら狙い目。
年末年始(12月末〜1月初旬)
→ 乾季のベストシーズン。ただし航空券・ホテルは1年で最も高騰。早めの予約が必須。
☔ 雨季でも楽しめるフィリピン旅行

雨季だからといって旅行が不可能なわけではありません。
工夫次第で楽しむことができます。
午前中は観光、午後は屋内施設へ
→ 雨は午後に集中することが多い。午前は外出、午後はモールや博物館へ。
宿泊費が安い
→ 高級ホテルが乾季の半額近くになることも。コスパ重視なら雨季は狙い目。
自然の豊かさ
→ 雨季は緑が生き生きしていて、山や滝の観光には最適。
✈️ 旅行者が注意すべきポイント
- 乾季は日差しが強烈 → 日焼け止め必須
- 雨季はスコール対策 → 折りたたみ傘、防水バッグ
- 台風シーズンは予備日程を組む → フライト変更に備える
- 料金はシーズンごとに変動 → 安さを狙うか、快適さを狙うかで時期を選ぶ
✅ まとめ
- フィリピンのベストシーズンは 乾季(11月〜5月)
- ビーチやダイビングは乾季がベスト、都市観光も乾季推奨
- 日本の大型連休ではGWと年末年始が旅行に最適
- 雨季でも午前観光+午後屋内で十分楽しめる
- 「安さ重視なら雨季」「快適さ重視なら乾季」
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